2008年03月11日

不適切な自己開示

 初対面のその日、彼はいきなり、
「わたしはアダルトチルドレンなんだ。」と話し始めた。なんでも、少年期を過ごした家庭環境は、機能不全家庭だったとか。高圧的でワンマンな父に、母は愛を渇望し、絶えず泣き叫んでいたとか。
 そうした環境下で育った為に、今でも人の顔色を見て行動する自分がいる、母の要求も断れない、自分がない、惨めだ、等など.....
 これが、初対面の開口一番の会話である。まるで、カウンセリングを受けに来たクライエントのようだ。
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2008年03月10日

彼の目的

 出逢った時、彼には妻がいた。それだけでなく、彼の周辺には、多くの不特定多数の女性がいた。自分でも、「女性の友達はたくさんいる。」と言っていた。
そして、妻が自分の女友達と仲良くやっていることを自慢げに言った。
 いつだったか、遠くに住む大学時代の女友達をふたりで訪ねたとき、彼女はその友達と、すぐに盛り上がって会話が弾んだそうだ。
 私には、彼の妻が、夫の昔の女友達と夫の間に立ちはだかって、必死になって、ふたりが打ち解けた会話を交わすのを阻んでいる図が浮かんできた。この時にはまだ、自分の身の上に、同じ事態が再現するなどとは、思ってもいなかった。
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2008年03月09日

 彼と彼女をとわたし

ふと、思う。あれからもう、何年も過ぎてしまったのだと。あれはもう、遠い過去の出来事と化してしまっている。なのに、私の時は、彼の凄惨な拒絶を真っ向から食らった、あの日のまま、止まっている。来る日も来る日も、あの惨たらしいシーンを、繰り返し繰り返し、反芻している。斜めからも後ろからも、解釈し、彼と言う人格を把握して、おそらく、そうすることによってけりをつけたいのだろう、私の脳は。
 初めから叶わぬ恋だった。出逢った頃、既に彼女がいたのだから。最初から諦めていた。それでも、彼女を紹介されたときは、さすがにショックだった。血の気の引くようなショック.....。
 彼女とも、いい友人になろうと決めた。
彼の傍らに寄り添って生きることは出来ないまでも、友人として、彼と彼女の良き隣人として、仲間でいることは出来ると思った。
 けれども、彼女はそれさえも許さなかった。女の直感で、彼女は私が胸の中に隠し持っている彼への好意を、いち早くかぎつけてしまった。そればかりでなく、私の存在そのものが、彼女のコンプレックスを掻き立てる存在だったようだ。ルックス、知識、学歴.....。彼女にとって「目の上のこぶ」といった位置にいたようだった。
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2008年01月09日

失恋の痛手を癒すのは新しい恋?

新しい恋愛が昔の傷を癒す』
言い尽くされたことばだけれど、真理ですね。時間の経過は痛みを和らげてはくれるけれど、そのスピードは、実にゆっくりとしたもの。そのうえ、真の癒しには至らない。
失恋の痛手をいつまでも引きずってしまうのは、ひとりぼっちだから.....。彼が去ってしまって、魔法が解けた後のシンデレラのようになってしまったから...。 たとえ、他の人間関係がすべて順調でも、おいしいものを食べても、仕事や勉強にいい成績を上げても、それだけでは、傷はいえない。
 彼にいつまでも執着してしまうのは、そこに、一瞬でも輝きがあったから。そして、周りの環境を見回し、もう二度とそうした煌きにはめぐり合えないと、決め付けているから。
 ひとりでも平穏に生きてはいかれるけれど、人はどうしようもなく、寄り添う異性を求めてしまうものなんですね。そこに痛みと苦しみがあるけれど、喜びもまた、そこにあるものなんですね。
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2008年01月08日

失恋を埋め合わせるもの

「一人で帰るのもつまらないから、送っていくよ」と言ってくれる人がいた。何年ぶりだろう。彼が、同じことばをかけてくれて以来だから、もう6年......。
 いや、声を掛けてくれる人なら、他にもいたけれど、その人がちょっとステキで、ちょっとワクワクする感じが久しぶりなんだ。
 雑談しながら、ちらりとこちらを見る。目線を合わせる。これも久々な感じだ。彼も最初はそうだった。それが、目線も合わさなくなり、他の誰かに電話をしながらの運転。そして、「送っていくよ」と声を掛けられることもなくなり、終ってしまった。
 久々に公の場で顔を合わせても、苦虫を噛み潰したような顔で、一言の声かけも無く......。
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2007年12月18日

辛い恋に幕

 耐えるオンナは虐げられるオンナでもあるんですね。
 彼の身勝手な振る舞いに内心深く傷ついていても、おくびにも出さず、黙って耐え、彼の意見と違う意見を持っていても、彼の意見に同意して見せ、時間もお金も、差し出せるものは差し出し......。
 こんなに尽くしているのだから、いつか想いが通じると心のどこかで信じている。
 倒れるほどに苦汁を飲んで、人はやっと、自らの姿を振り返り、そこから学びはじめるんです。
我慢強いってことは、不幸が好きってわけじゃないですよ。ただ、ここから逃げ出したら、待ち受けているのは『空』であり『無』であると、ネガティブに未来を描いているだけ。だから、それがどれほど悲惨でも、今ここに与えられているものにしがみ付いてしまう。しがみ付くその手が、痛みのあまりに開いてしまうまで.....
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2007年12月17日

失恋と言う喪失

 相手の心境の変化は、気配でわかります。
たとえば、並んで座っている時、テーブルの上のミカンをむこうとして、くるりと背を向ける。背を向ける.....背を向ける。やっとこちらを見たその唇に、そこはかとなく嘲笑を帯びた微笑。
−こいつ、わたしに首っ丈だ。うざったいんだよなー。−
そんな心の声が聞こえてきそうだ。
 ああ、なんて、辛い状況を耐え忍んでいたことだろう。彼が他の女性を助手席に乗せ、べたべたとふたりで囁きあう様を、後部座席で凍り付いてみていた。あれは、この世の果て......
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2007年12月13日

外面のいい人の「外面」

 自称『いい人』は、おせっかい焼きで、問題を抱えている人を見つけては駆けつけます。一日の仕事を終えて、疲れているはずなのに、夜更けにその人の自宅まで駆けつけたりもします。
 よほど、その人のことが気がかりなのだろうと、相手の様子を尋ねてみれば
借金で首が廻らないので、今頃取立てを恐れて逃げ回っていることだろうよ。」
相手を見下したような、嘲笑を含んだ軽快な口調の返答が返り、驚かされることがあります。
−この人は、自分が懸命になってサポートしている相手を、少しも案じてはいない。同情もしていない。なぜ、そんな相手のために、夕食を疎かにしてまで駆けつけるのだろうか?−
首を傾げたくなってきます。
 それを仕事としてそこから収入を得るのでなければ、何を得るのだろうか?意外と、本人はこの答えに気付いていません。
「私は自分のことを後回しにして、人のために尽くしている。社会の役に立つ、いや、他の人より一段上に立っている、優しくて、素晴らしい人物だ。」という自己像を信じています。相手を自分を輝かせるための引き立て役にしているといえます。
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2007年12月12日

いい人シンドローム

 パートナーからの暴力に悩んでいる女性は、期せずして同じことを言います。
「彼は外面がいいのです。外では優しい人、真面目な人で通ってます。」
外面のいい人の精神構造はどうなっているのでしょうか。理解することから始めましょう。
 外面のいい人は人から良く見られなければならない、立派な行いをしなければならないという強迫観念を持っています。「既成事実を積み重ねていって、良い評価を築きたい」という願いを持っているのです。
 彼らにとって最大の喜びは、人から喜ばれることです。争いを避け、温厚で優しい人物像を演じます。とりわけ、女性の歓心を買うことに熱心です。紳士であるという評価、名声が自分を幸せにすると信じています。
 そのために、自分の内側にある人として、生物として当然もっている欲望に気付きません。多くの人々に賛美されることこそ、自分の幸せだという幻想を抱いているのです。
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posted by ルカ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | DV-モラルハラスメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

決心

Kさんに頼ろうとして、少し個人的なことを話し過ぎてしまった事を、後悔している。
彼女はそもそも、わたしの友人ではなく、
彼の友人なのだ。
Kさんの最近の氷のような冷たさは、きっと彼の妻から、わたしに対する中傷を散々聞いたのだろう。そして、胸中わたしを批判しているのだろう。
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posted by ルカ at 21:58| Comment(1) | TrackBack(0) | メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする